ご自宅でお薬について、思い当たることはありませんか。

✿ 残った薬が袋にいっぱいになってしまって、整理したい。
✿ 袋から出したら、飲み方がわからなくなっちゃった。
✿ 残った薬の数が合わなくて困っている。

「また同じ症状がでたら使えるかも」
「せっかくお金を払ったのにもったいないからとっておこう」

症状が改善しても残ったお薬は捨てにくいですよね。
複数の医療機関のお薬があるとさらに管理が大変なことに…?!

お薬は医師が、その時の患者様の状態にあわせて処方をします。
自己判断で間違った使い方をすると、かえって症状が悪化する可能性があります。
それに、見た目は変わらなくても、薬には1つ1つ使用期限があり、それを超えて使うと効果がないばかりか、逆に体調を崩す原因にもなりかねません。

そこで薬局の出番です!!!

薬をもらっている薬局や、かかりつけの薬局、薬剤師までご相談ください。
今、余っているお薬を薬局へ持ってきてくださってもいいですし、薬局では患者様のご都合をお聞きして、直接ご自宅まで訪問させていただきお薬を整理することも可能です!(1割負担の方で190円)

自分で薬局に行けるのに
わざわざ来てもらうの申し訳ないわ

そう思ってくださる患者様もいるかと思います。
ですが、訪問させていただくことにより、確認・発見できることがたくさんあります!

例えば…
・お薬の保管方法は?
・ 症状や生活状況などに合ったお薬ですか?
・忘れていたお薬が引き出しから出てきたりしませんか?

薬局の役割

少し前の調査になりますが、患者様に「薬局は何をするところか」とお聞きしたところ、図表の回答が返ってきました。
「お薬を受け取るところ」が1番でしたが、相互作用や説明を受けるところと答えた方が多くいらっしゃいました。そして、3番目に多かったのは「薬について相談するところ」でした。

普段、受診後の慌ただしさの中で薬局ではゆっくりご相談いただけないケースもあるでしょう。ご自宅であれば、実際の薬を確認しながら詳しいお話を伺うことができます。 薬局のカウンター越しだけでなく、患者様の暮らしに添った薬物治療を支援するのも薬局の大切な役割です。
今まで相談できずにいたお薬を整理したり、保管に関するアドバイスや使用方法など、自身の健康を守るための対応策として、困ったときに薬局・薬剤師をご活用下さい。

いつでもご相談お待ちしております!

図表:厚労省 患者のための薬局ビジョン実現のための 実態調査報告 平成 29 年3月 31 日 より