薬局は株式会社なのになぜ医療機関なのだろう。
私の父でもある先代の前社長ががんで余命6か月を告げられ、医療業界の右も左もわからないまま株式会社サンテを引き継いだ私が最初に抱いた疑問でした。
この業界の素人の私には、他の業界経験から考えると不思議と感じることがたくさんありました。
わからないことがあれば勉強すればよい。私は自分自身のモットーに従い様々な勉強会やスクールに通い学びを深めていきました。
医療業界を学べば学ぶほど、長い年月の中で様々な方々がこの国の医療体制を整え今の日本の健康を守っていると感じると同時に、
不思議に思っていたことが実は難しい問題をはらんでいて、なかなか一筋縄ではいかないことが多いとわかりました。

そして今、その不思議に思ったことが少しづつ変わろうとしています。

変化の原因はたとえば、医療の進化や医療を必要としている人の増加、また働き手の減少など、一概には言えないのですが、 このままでは国の医療体制が維持できない地域が出始めているということです。
多くの地方で、今は医療体制が整っていてもそう遠くはない将来、体制維持が厳しくなる地域が多くなるとの予測が出ています。

このままで今のままでよいのか？良いはずがないと私たちは考えます。

ではどうすればよいのか？方法はあると思います。
しかしその変化はあまりにも大きく、働く職員でさえその変化に対応することは大変です。
ましてや地域の皆様におかれましては、一層大変なことと思われます。

ただ、何もしない、変わらないままでは、この先多くの方々が困る未来が来るかもしれません。
そのようなことにならぬよう私たちは日々勉強し、行動し、地域の方が安心して暮らせるように、より良い薬物治療を中心とした健康を患者様とともに創り、発展させるお手伝いができるよう
これからも日々精進し、地域の皆様のお役に立てるよう努力していく所存でございます。