骨を丈夫にするために、何かしていることはありますか?
骨の強さ(骨強度)は、年齢とともに低下していきます。その始まりは、女性は更年期頃からで、男性は個人差が大きいそうです。
食事と軽い運動で、丈夫な骨づくりにチャレンジしませんか?
サンテ通信5月号
注意したい食品
カルシウムの吸収を阻害する栄養素として、「リン」があります。
ミネラルの一種で、骨や歯を形成する人体に必要な栄養素ですが、多く摂りすぎるとカルシウムの吸収を妨げてしまいます。加工食品や 食品添加物に多く使用されていますので、ソーセージやカップ麺、スナック菓子などの食べ過ぎには注意が必要です。
5月号のクイズはこちら♪
答えは、〇
骨は歳をとれば脆くなっていくもの…強くすることなんてできないと思っていませんか?それは間違いです。
確かに骨の成長期は10代で、男女ともに骨の量はピークを迎えます。骨は常に新陳代謝を繰り返しているため、必要な栄養を食事で摂り、適度な運動をすることで強い骨をつくることができるのです。
骨への刺激で、骨を強くすることができます。骨は重力に逆らう縦方向の刺激が加わることで、骨をつくる細胞が活性化し、強さが増すと言われています。
「いつの間にか骨折」にご注意を!
いつの間にか骨折をご存じでしょうか?
骨は目に見えないので気付きにくいのですが、自分の体重さえも支えられずに背骨がいつの間にか骨折して潰れてしまう(骨粗しょう症性)脊椎圧迫骨折のことです。
この病気は、骨が脆くなったことにより、じわじわと潰れるように症状が進行するそうです。そこに痛みを感じずに骨折に気付かないケースもあるとのことです。
最近、背が縮んだ・背中が丸まったな~と感じた時には、骨密度の検査をしてみることをおすすめします。
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