今回は、サンテグループの中でも最も大型店である、茨城県結城市にあるひまわり調剤薬局をご紹介いたします。結城市は、城下町ならではの蔵造りが見られ、落ち着いた雰囲気のある街並みが特徴的です。
近隣に総合病院があるため、毎日忙しい薬局ではありますが、スタッフからは様々な医薬品を取り扱うため勉強になるという声も届きます。様々な特徴のあるひまわり調剤薬局の様子をお伝えします。

ひまわり調剤薬局が所属している筑西薬剤師会では、地域の皆様向けの健康相談会なども盛んに行われております。こちらの記事もご覧ください。
「お薬相談会in祭りゆうき」に参加しました
茨城県 結城市「健康・介護相談会」の体験レポート

薬局長の角谷さんに、ひまわり調剤薬局での特徴や取り組みについて聞きました

365日、年末年始も営業しています

365日休まず営業していることも要因のひとつではないかと思っていますが、開局30年を超え地域の皆様に親しみを持っていただけていると感じています。休日に処方せんをお持ちでない方が一般用医薬品を求めて来局してくださることでも実感できます。
薬局としては、医薬品の採用品目も多く業務内容も濃いため日々勉強です。来局者数も多いため、お待たせしてしまうこともありますので、番号呼び出しシステムやキッズスペースを作るなど、待合室内の工夫しています。

設備、機械化が充実しています

東日本大震災の際、電力が供給されないことで地域医療への貢献が困難になるという現実を目の当たりにしました。災害を教訓に、地域の皆様へ何ができるのか何を備えるべきなのかということを踏まえて、太陽光発電を設備しています。

調剤室内では、日々機械化が進んでいます。調剤事務の協力により、薬剤師はさらに対人業務に専念することができています。
調剤監査支援システム、監査支援機能付き全自動錠剤分包機、自動秤量機能付き散薬分包機、全自動軟膏練り機など主だった調剤機器は搭載されています。
他には、クリーンベンチの導入により、在宅医療への体制も万全となりました。

スタッフが多いことによるメリットを活かして

365日営業のため所属スタッフ数が充実しています。大規模店舗特有ですが、所属スタッフが多いためシフトを組みやすい、休みが取りやすいことがあげられます。お子さんの体調不良等、急なお休みの対応も取りやすく、複数の子育て中のスタッフを支援しています。仕事と私生活のバランスをとり持続的に働ける職場づくりを目指しています。

「ワーク・ライフ・バランス」 から「ワーク・ライフ・インテグレーション」へ

「働き方改革」で提唱される「ワーク・ライフ・バランス」ですが、単なる時間的バランスだけでなくワーク(仕事)とライフ(生活)を対立するものではなく人生の一部として統合(integration)して捉える 「ワーク・ライフ・インテグレーション」という考え方に注目が集まっています。さらに多様化する働き方の実現に向けて、機械化、制度化を進め 働きやすい環境づくりに努めています。

薬局に行ってみて・・・

来局者数も多いため待合室内は広く、光が入るため明るい店内です。スタッフも多く活気がある雰囲気の中、午前中は特に忙しく働いています。外来だけでなく、在宅医療や地域ケア会議、オレンジカフェなどへの参加を通して、積極的に地域の皆様の健康を支えようという姿勢は参考になるなと感じました。
また、子供を持つ身としては、急な休みにもフレキシブルに対応できる点は心強いお守りのようなものです。その他にも、自身の体調が急に悪くなるっこともありますよね。スタッフ間で協力できる体制が整っていることは、働きやすさに繋がるなと感じました。
これからのひまわり調剤薬局の活躍にも乞うご期待!ですね。