「足がつる」という経験をした方は多いのではないでしょうか。不意に訪れ、絶妙な痛みを数分間味わうことになるわけですが、足がつるのには理由があるのでしょうか?理由は、明確な判明はされていないと言われていますが、運動している最中や急に体を動かした時に起こりやすいです。また、栄養バランスの乱れや水分不足、血行不良などが足がつる要因となるようです。今回は、「足のつり」に関するお話です。

サンテ通信 6月号

ふくらはぎ、太もも、足の裏をほぐぞう!

足のつりを予防するために、ふくらはぎ、太もも、足の裏のマッサージやストレッチをして血流を改善しましょう。

ストレッチその1

両方の手のひらを壁につけて足を開き、ふくらはぎの筋肉を伸ばしましょう。かかとは上げず床に付けたまま伸ばすことが大切です。伸びてるなという感覚があり、とても気持ちが良いストレッチです。1日数回、家事の合間や気がついた時に行いましょう。

ストレッチその2

寝ながらできる、寝る前におすすめのストレッチです。
仰向けに寝て、両手と両足を天井へ向かってあげます。その状態で、ぶらぶらさせてみましょう。力を入れすぎない、体をゆるめた状態で行うことがポイントです。30秒くらいを目安に行いましょう。全身の血流がよくなり、さらにリラックス効果もあるため良い睡眠へと繋がっていきます。

ストレッチや運動は、無理をしないでできる範囲で始め、継続していくことが大切です。空いた時間を活用して、少しずつ始めてみませんか?

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答えは、B.キュウリ

湿度の高い梅雨の時期は、なんとなく気分も晴れなくてどんよりとした気持ちになってしまう日もあります。そんな時は、私たちの体の中でも余分な水分が溜まってしまい、体が重だるくなりやすい時期です。
体内の余分な湿気を排出して、水はけをよくしてくれる食材は、キュウリ、ナス、トマトなどの夏野菜です。
また、緑豆、黒豆、小豆などの豆類も、水はけをよくする働きがあるため、この時期に多く摂りたい食材です。調理がしやすい緑豆もやしもオススメです。

A.豚肉には、タンパク質やビタミンB1が多く含まれ、疲労回復や健康維持には欠かせない食材です。C.生姜には、血流をよくする、体を温める、消化を助ける、免疫力を高めるなどの効果があります。これらの食材を摂ることも、疲れや冷えに効果があり良いですね。

梅雨の湿気は、胃腸消化器系に負担をかけ、胃がもたれたり食欲不振の症状を招きます。胃腸が弱っているなと感じた時は、意識的にアイスやジュース、ビールなどの冷たいものを摂らない、刺身などの生ものや脂っこい食事、甘いものを控えるよう心がけましょう。

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