今回は、スタッフAが、薬局に行ってみた!ではなく、茨城県 結城市で開催されている「健康・介護相談会」に参加してきました。

結城市では、西部・東部・南部と3つのエリアに分けて、地域包括支援センターが地域のみなさんの健康や介護をサポートしています。
ひまわり調剤薬局は、西部地域に属していて、【結城市西部地域包括支援センター ヒューマン・ハウス】さんが主催している「健康・介護相談会」の場をお借りして、お薬相談会を実施しています。

*2021年10月9日の健康・介護相談会の模様は、こちら

健康・介護相談会とは?

結城市 西部地域では、毎月第4週の木曜日(10:00~12:00)に市内にある「きらいち結城店」の場所を一部お借りして、健康・介護相談会を行っています。
ひまわり調剤薬局では、みなさんに健康に関するチラシを配り、お薬に限らず、どんなことでも気軽に相談してくださいという案内をしています。
今回は、新型コロナのワクチン接種後の副反応についてや血圧についてなどの相談を受けました。
ヒューマン・ハウスさんは、今回は暑い日にぴったりな熱中症についての案内をしてくださいました。

薬局は、お薬をお渡しするだけじゃない!

調剤薬局といえば、「処方せんとお薬手帳を渡して、お薬を出してもらうところ」と思っている方が多いかと思います。しかし、それだけでは《ない》のです!みなさんが病気にならないよう、健康でいられるためのお手伝いをすることも、薬局の大切な役割となっています。

ある日の相談記録から

「おじゃべりばかりしていると認知症になると夫から言われるけど、本当?」
 ・・・楽しいおしゃべりはきっと認知症予防になりますよ。
「市内巡回バスの時刻表を知りたいんだけど」
 ・・・包括支援センターのスタッフにバトンタッチ、利用者から見てバス停の位置がわかりにくいことが判明しました。交通手段のない市民向けのバスなので改善が必要ですね。
「10種類以上飲んでいる。薬が嫌い、できれば飲みたくない」
 ・・・よくある相談です。しっかり続ける大切なお薬はどれか、やめて様子をみることのできる薬はあるか、かかりつけ薬剤師に相談してみましょう。相談者は薬に優先順位があることに驚いた様子でした。
「こんな暑い日は、普段の血圧とは違うから測っても意味がない」
 ・・・70代の女性の方。普段と違うからこそ測ってもらいたいのですが、こういう血圧のとらえ方があるのだと、こちらがびっくり。

「きらいち結城店」は、新鮮な野菜の直売所、ここに来ている方たちは健康に対する意識の高い方ばかりです。
処方薬の説明以外の会話から、私たちも多くの気づきを得ています。

「健康・介護相談会」に参加してみて…

また新型コロナの感染者が増えてきていますが、健康で生活できること自体が、本当に幸せなんだなと実感する日々が続いています。
きらいちに来ていたお客様も健康を大切に考えられている方が多い印象でした。
薬局からのアプローチが、みなさんの健康への足掛かりになれたら嬉しいですし、何かお困り事ができた時には相談してもらえる関係になれたらなと思いました。こういった活動を通して、薬局に来てくださる方以外のみなさんとお話できることも良い勉強になりました。
またどこかで行われるイベントに、ご期待ください!