☆★サンテ通信1月号のお知らせ★☆彡
「100歳まで元気」に過ごすために、今回はフレイルについてのお話です。
年をとって体や心のはたらきや、社会的なつながりが弱くなった状態を「フレイル」といいます。フレイル状態は、適切なケアをすることにより、フレイル状態から脱却できることがわかっています。
人は年をとると徐々に筋力が低下し、動きが遅くなったり、疲れやすくなります。そのため、外出が減り社会との繋がりが減ってくることも。高齢になり、フレイルの状態を続けてしまうと、要介護状態に進んでしまいます。気づいた時点で対策をとることが大事です。
フレイル予防のために、栄養・運動・社会参加
【栄養】
65歳を過ぎて病気にかかった場合ではないのにやせてきた時は、メタボ対策から、しっかり食べて栄養状態を保つフレイル予防へ切り替えを考える必要があります。高齢期のやせは、肥満よりも死亡率が高くなるそうです。
様々な食品を食べ、必要な栄養素をまんべんなくとることが大切。それに加え、筋力を保つために積極的にたんぱく質をとることを心がけてください。プラス1品としてツナやサバなどの缶詰を利用したり、朝食に納豆を加える、間食にヨーグルトを食べるなど、いつもの食事にプラスすることがオススメです。
【運動】
体を動かすことは、筋力を保つだけでなく食欲や心の健康にも影響します。
ウォーキングやストレッチなど軽い運動でも継続することが大切です。体力を回復させるためには、いつもより歩くスピードを少しだけ上げてみるなど、無理のない範囲で少し負荷をかける工夫も大切です。
【社会参加】
コロナ禍以降、外出をためらうこともありますが、趣味やボランティアなどで外出することはフレイル予防に有効です。無理にがんばることなく社会とのつながりができると良いですね。