☆★サンテ通信3月号のお知らせ★☆彡
3月3日は「耳の日」です。
3月3日は記念日や行事が多く、他には、桃の節句、ひなまつり、平和の日、金魚の日、民放ラジオの日などがあります。
今回は、認知症にも影響する耳の健康がテーマです。
クイズの答えは、〇です。
まずは、2023年の花粉飛散量の傾向から。
前年(2022年春)と比較して、東北北部では前年より少なく、その他の地方では多くなる見込み、
特に東北南部から関東、東海、近畿、中国地方は、非常に多くなると予想されています。
それでは、なぜ日光浴が花粉症に効果的なのでしょうか?
私たちの身体には体内に異物が侵入した時に、防御する免疫システムが備わっていて、このバランスが崩れると花粉症をはじめとするアレルギーが発症したり、悪化する可能性があります。
免疫のバランスを整えるためには、規則正しい生活習慣と食事、適度な運動が大切ですが、最近の研究ではビタミンDにも免疫に対するさまざまな作用があることが明らかになってきました。また、皮膚上のバリア機能を高めることもわかっています。
このビタミンDは、食品にも含まれていますが、日々の食事から十分な量を摂取するのは難しいものです。しかし、私たちの皮膚には、日光の紫外線によりビタミンDを生成する物質が備わっていますので、日光に当たることで促すことができるのです。
ちなみに、ガラスは紫外線をあまり通さないため、窓越しの日光浴では十分な効果を得られません。
ビタミンDを含む食品は?
ビタミンDは、魚類やきのこ類に多く含まれます。
・サケ 1切れ(80ℊ) ビタミンD含有量25.6㎍
・イワシ丸干し 1尾(30ℊ) 15.0㎍
・カレイ 小1尾(100ℊ) 13.0㎍
・サンマ 1尾(100ℊ) 11㎍
・ブリ 1切れ(80ℊ) 6.4㎍
・シラス干し 10ℊ 6.1㎍
・干ししいたけ 2個6ℊ 1㎍
(しいたけは、日光に当てるとビタミンDが増えるといわれています)
・きくらげ(乾燥品) 2枚2ℊ 1.7㎍
日本人の食事摂取基準によると、20歳以上の男女のビタミンDの1日の摂取の目安量は8.5㎍(適度に日光に当たり、身体でビタミンDが作られることを考慮されています)です。ビタミンDの目安量を満たすことができない日もあるかと思いますので、数日間を通して満たせているかの確認をすることが大切です。
花粉の時期の外出は、症状を悪化させてしまうこともあるため、飛散量を確認してから日光浴をしたり、食事で補ったりしましょう。
参考:エスエス製薬「花粉症のはなし」
森永製菓のプロテインのポータルサイト「ビタミンDの働きと摂取目安量、多く含む食品を紹介」