寒さが本格的になり、乾燥が気になる季節になりました。肌の乾燥も気になるところですが、目の乾燥は大丈夫でしょうか?
12月のサンテ通信は『ドライアイ』についてのお話です。
病気としての認識が低いかもしれませんが、ドライアイは、目を守るために欠かせない涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等にいきわたらなくなる涙の病気です。涙が不足することで、目の表面に傷を伴うこともありますので、注意が必要です。
チェックシートで目の状態を確認してみましょう。
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スマートフォンをはじめデジタル機器は、私たちの生活には欠かせないアイテムになっていて、知らず知らずのうちに目を酷使しているものです。ドライアイが進行してしまうと、視力低下や痛み、角膜上皮剥離を発症してしまうこともあるそうです。少しでも異常を感じた場合は、眼科の診察を受けるようにしてください。
目に良い食事で、体の中からドライアイを予防しよう!
目の働きを助けるビタミンA
ビタミンAは目の表面にある角膜に涙を保持する粘液の層をつくり、目を乾燥から守っています。そのため、不足すると粘膜が乾燥しやすくなり、目が乾くといった症状をはじめとして、結膜炎やかぜにかかりやすくなる、肌がカサカサするといった症状があらわれるのです。
また、ビタミンAが不足すると、暗いところでものが見えにくくなる夜盲症(やもうしょう)や視力低下といった症状を引き起こす可能性もあります。
ビタミンAを多く含む食品は、レバーやうなぎ、ほうれん草やニンジンなどの緑黄色野菜。野菜などの調理の際は、炒めたり揚げたりすると体内への吸収がよくなります。
参考:全薬グループ 健康情報「 第4回【ビタミンA】目の疲れ・乾きは不足のサイン?」
高い抗酸化作用を持つアスタキサンチン
目の新陳代謝を良好にし血流を促す働きがあるため眼精疲労の回復を早めてくれます。また、紫外線ダメージから目を守ってくれる働きがあります。。
カニ、エビ、サケ、イクラなどの天然の赤い色素がアスタキサンチンです。アスタキサンチンは体内で作ることができないため、食事から摂るようにしましょう。
正解は、②低くなる
血圧は、主に自律神経の働きによって1日の中で上がったり下がったりします。起床すると血圧は上昇し、活動している日中が最も高くなり、夕方から夜にかけて下がっていき、睡眠中には最も低くなります。
正常な方では、就寝中の血圧は昼間の血圧より10~20%低くなると言われています。
ただ、このパターンに当てはまらず、夜に血圧が下がらない「夜間高血圧」や朝起きた時の血圧が高い「早朝高血圧」の場合もあります。特に夜間高血圧は、早朝や就寝前に血圧を測定していても、寝ている間に上昇しているのか気付かない場合があります。要因は様々ですが、過剰な塩分摂取や自律神経の乱れ、体内時計の乱れやメラトニン分泌低下などには注意が必要です。
日々寒くなり、血圧が高くなりやすい時期になってきました。運動や食事、十分な睡眠など生活習慣を整えて、寒い冬を乗り切りましょう。
参考:武田薬品工業 体内時計.jp「体内時計の乱れと高血圧」