健康を維持するには様々な方法がありますが、今回は、『油』のお話です。
近年、「良質な油を摂りましょう」というのはよく聞く話ですね。エゴマ油が良い、オリーブオイルが良いなどの情報により、使用する油を選んでいる方も多いのではないでしょうか。とはいえ、脂質を摂りすぎると良くないというのも事実。
油の種類を見直して、自分の食生活に不足している種類の油を積極的に摂り、摂りすぎているなと思われる種類の油は控えることにチャレンジしてみませんか?

サンテ通信 3月号

現代の日本人は、オメガ3脂肪酸の摂取が少なく、オメガ6脂肪酸の摂取が多くなっている傾向にあるそうです。オメガ6脂肪酸は、普段よく使用する油であることに加え、加工食品(スナック菓子、焼き菓子、ファストフードなど)にも多く含まれています。意識してオメガ6を抑え、オメガ3を摂るような食生活を心がけたいですね。

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答えは、A.パーム油

パーム油は、アブラヤシから生産される油です。
植物油なのに、なぜ控えた方が良いのか?
それは、他の植物油と違って、飽和脂肪酸を豊富に含んでいるためです。

しかし、パーム油はスーパーなどでは見かけないので、摂っている印象はないですよね?
パーム油が『見えない油』と言われているのは知っていますか?
パーム油は、主に加工食品に使われているのですが、商品のパッケージには「植物油脂」と食品表示されるため、私たちは気付かないうちに口に入れていることが多いのです。

飽和脂肪酸を多く摂りすぎると動脈硬化のリスクが上がります。加工食品などの摂りすぎには注意したいですね。

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