日中はまだまだ暑い日が続いていますが、朝晩は涼しい日もあり秋の到来を感じますね。
読書の秋、食欲の秋など、「〇〇の秋」と話題に上がる時期ですが、体を動かすのにも良い季節。涼しくなり始めるこの時期に体を動かす習慣を身につけてみませんか?
代謝が落ちてきたな~と気になっている方は、体を動かしたり、生活習慣の見直しを意識してみませんか?基礎代謝を今よりも上げることができたら、体温が上がり血流がよくなって、その結果として免疫力を高めてくれます。また、太りにくい体質や美肌や美髪といった美容効果にも期待ができ、良いことが盛り沢山です。
10月のサンテ通信は、基礎代謝のお話です。

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正解は、①10歳代

基礎代謝のピークは、男性は15~17歳、女性は12~14歳となっていて10歳代が正解です。基礎代謝は加齢とともに徐々に下がっていきますが、男性は40歳代、女性は50歳代で大きく減少する傾向があります。

代謝はなぜ下がる?

・加齢や運動不足による筋肉量の減少
クイズの答えにもありますが、基礎代謝は10代をピークに低下します。また、運動習慣が無い場合は、加齢とともに筋肉量が減少し基礎代謝が下がります。

・不規則な生活
食生活や生活習慣が乱れたり、ストレスが続くと自律神経の乱れに繋がり、徐々に基礎代謝が低下していきます。これらは、生活習慣病のリスクも高めてしまうため注意が必要です。

・過剰な食事制限
極端な食事制限を行うようなダイエットや偏った食事は、必要な栄養素が摂取できず筋肉量が減る原因になります。食事制限のダイエットは一時的に体重が落ちたとしても、筋肉が減って基礎代謝が下がるため、痩せにくく太りやすい体質になってしまいます。

代謝が下がると、どうしていけないの?

基礎代謝が低いと、摂取した栄養素がエネルギーとして使われず余るようになり、脂肪に変わって体に蓄積されます。また、体の各臓器でエネルギーが適度に利用されない場合、エネルギーが体全体へとしっかり運ばれないことで、内臓や血管、筋肉が衰えてしまいます。そうすることで、下記のような様々な影響が出てくるのです。

・疲れやすい
・冷えやむくみ
・低体温
・肌荒れ
・便秘

血行が悪くなることで冷えやむくみがおこり、内臓機能が悪くなれば便秘や肌荒れもおこります。体温が低下することでも血流が悪くなり、免疫力が落ちて、様々な病気にかかりやすくなってしまいます。

基礎代謝が上がることで得られるメリットは沢山あります。運動が苦手な方は、湯船に浸かることや体が温まる食べ物をとること白湯を飲むなどで体を温めて、まずは、できることから基礎代謝アップを始めてはいかがでしょうか?

秋が旬の食材で栄養を摂ろう!

この時期に摂れる鮭は、産卵前で脂が少なくさっぱりした味わいが特徴的な秋鮭と呼ばれるものです。
鮭の栄養素と言えば、何と言っても、高い抗酸化作用を持つ『アスタキサンチン』が有名ですね。体に日々蓄積されていく老化物質や疲労物質を取り除いてくれる働きがあります。
他には、「DHA」や「EPA」も豊富に含んでいます。DHA、EPAには、血液をサラサラにしてくれること、血栓をできにくくしたり、コレステロール値の上昇をおさえる作用があります。皮と身の間に多く含まれているため、焼き鮭やムニエルなどの皮ごと食べられる調理がオススメです。