『8020運動』をご存じでしょうか?
ちなみに、8020はハチマルニイマルと読みます。1989年(平成元年)に、当時の厚生省と日本歯科医師学会が推進が「80歳になっても20本以上の歯を保とう」という運動を推進し始めました。

8020運動が提唱される前は、『一生自分の歯で食べよう』という標語が使われていたそうです。その後、数値目標化されたものが『8020』です。この運動が始まった頃は、日本人の平均寿命(平成元年簡易生命表)が男性75.9歳・女性81.8歳だったため、80という数値が男女合わせた平均寿命に相当しました。現在は、目標の80よりも平均寿命は延びています。80という目標に関わらず、いつまでも自分の歯で食事を摂れることは理想的ですね。
今回のサンテ通信は、8020達成に関するお話です。

サンテ通信1月号

食生活においては、20本以上歯があればほぼ満足できるそうです。おいしく食べ続けるためにも、元気な歯を維持することが重要です。小児期から、正しい歯の磨き方を身につけるなど、歯を守っていきたいですね。

1月号のクイズはこちらです

答えは、②3倍!

ほうれん草は、夏に収穫されるものと冬に収穫されるものとでは、栄養成分に差があります。本来の旬の時期である冬採りのほうれん草のほうが、夏採りに比べて、ビタミンCは約3倍多くなります。気温が低くなると寒さに耐えるために、養分濃度を高めて細胞を凍りにくくする性質を持っていて、糖やビタミンCの含有量が増加するそうです。そのため、冬のほうれん草は甘みが感じられておいしいのですね。

インフルエンザなどの感染症や風邪を引かないためには、日常的に免疫力を高め維持することが重要です。免疫力を高めるために必要な抗酸化作用のあるビタミンCを摂取して、細菌やウイルスに負けない体づくりをしていきましょう。

目指せ+10(プラステン)‼ワンポイントストレッチ

健康寿命を伸ばすためにも、今より10分多く体を動かしましょう。

この時期、寒さで体が縮こまっていませんか?
筋肉がこわばってしまうと血行不良に陥ります。すると、何だか肩こりが酷くなっているような・・・
そんな時は、肩回しストレッチで体を動かし、血液の循環を高めましょう。少し汗ばむくらい動かすことがポイントです!
体全体の代謝も上がって、頭もスッキリ、肩だけでなく体も軽く感じられるかもしれません。
肩こりが無い方も、パソコン作業など同じ姿勢を続けた後は、肩を回して固まった筋肉をほぐしましょう。

健康相談会の日程