暖冬と言われていますが、1月も終わりに近づいて寒さが身に染みてきたような気がします。体温が1度下がると免疫力が30%も下がるとの話があります。インフルエンザの流行も真冬だけに限らない昨今では、1年を通して免疫力の維持が必要です。
様々な病気を予防するためにも、温活を習慣化してみませんか?

サンテ通信2月号

《温活》「3つの首+お腹を温める」編

首が付く3つの場所を温めると冷え対策に良いという話はよく聞きます。血流の多い動脈が通っている「首・手首・足首」を温めることで、効率よく体全体を温めることができます。
そして、最近では3つの首にプラスして、お腹も温めると良いといわれています。体の冷えや胃腸が弱ることにより、内臓が冷えてしまうことがあります。お腹が冷えているなと感じたら、お腹周りを温めて血流を促進させましょう。腹巻やカイロや湯たんぽを利用する、温かいスープを飲むなどで温めると良いですね。お腹を温めることで、手足も温まりますよ。

《温活》「マッサージ」編

お風呂上りや寝る前などにマッサージをすることもオススメです。
まずは、ふくらはぎの筋肉をほぐしてから、ふくらはぎを下から上にさするようにマッサージしてください。足が軽くなって血流がよくなってくるような感じがすると思います。その後、足指の間の付根や足の裏も揉むと気持ちが良いですよ。
マッサージ用のオイルを使うのも良いですね。好きな香りにつつまれリラックスできると、快眠にも繋がりそうです。

2月号のクイズはこちら♪

答えは、×

免疫力アップのための入浴は、基本「40度で10~15分」湯船に入ることが望ましいです。そして、半身浴ではなく全身浴が良いそうです。
42〜43度程度の熱いお湯に浸かるのが好きな人も多いかと思います。ただ、熱すぎるお湯はかえって体を活動的にさせてしまい、交感神経が興奮することで血管が収縮し、リラックスとは真逆の状態になってしまい、免疫力の向上は見込めません。さらに血管が収縮することで、血圧も20〜40程度上昇してしまうため、高血圧の方などには注意が必要です。
低過ぎる温度の場合も、血流を十分に改善できなかったり、体温がさほど上がらないことで、睡眠の質に影響を及ぼすことがあるそうです。

参考:やさしいLPS「お風呂(入浴)は免疫力アップに効果あり!でも42度だと熱すぎる!?」

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