2025.04.30
日焼け止めの新表示「UV耐水性」とは?
日射しが強くなる季節になりましたが、紫外線対策はしていますか?紫外線防止用化粧品(日焼け止め)をお使いの方もいらっしゃるかと思いますが、2022年12月から運用が開始された耐水性の基準を定めた「UV耐水性」という新表記をご存じでしょうか。2年間の経過措置を経て2024年12月からは耐水性の基準を満たしている商品は新表記の記載がない場合は出荷できないということになっています。今回は、「UV耐水性」についてのお話です。 サンテ通信 5月号 日焼け止めの塗り方 ①出かける15分前には塗る 日焼け止めの効果は、塗った瞬間から発揮するものではなく、15分ほどで肌になじみ紫外線防御効果を発揮するようになります。例えば海に入る直前に塗るのではなく、日を浴びる15分前には塗ることを意識してみてください。 ②日焼けしやすい部分は、重ね塗りをする 額や頬の高い部分は日焼けしやすくなります。また、額や髪の生え際、頬、鼻などは汗などで日焼け止めが落ちやすい部分です。重ねて塗ることで、日焼け止めを落ちにくくすることができます。 ③効果を保つため、2~3時間ごとに塗りなおす SPF、PA、UV耐水性の数値が高いものでも、時間が経つにつれて、皮脂や汗、こすれなどによりとれて効果が得られない場合もありますので、2~3時間ごとにこまめに塗りなおすことがおすすめです。 ④少量を薄くのばして塗るのはNG メーカーが推奨する量を塗ることで効果が得られるため、少量を薄くのばして塗った場合は十分な紫外線防御効果を発揮できません。また、日焼け止めののびが悪いなと感じた場合は、肌の保湿が不足していることが原因かもしれません。肌の負担を軽減するためにも、肌の潤いを保ってから使用するようにしましょう。 クイズはこちら⇩ 答えは、○ 目の水晶体が濁ることで知られる白内障。加齢とともに症状が現れることが大半なので、高齢になってから罹る病気と思われている方も多いのではないでしょうか?白内障は、紫外線やストレス、外傷、薬剤、生活習慣などが要因となり、 20代~30代で急に発症することもあります。 日焼けの原因にもなる紫外線は、水晶体のタンパク質を痛め、白内障発症の一因になる可能性があります。長時間強い紫外線を浴び続けることは、できるだけ避けることが望ましいとされています。 参考:白内障LAB 5月の健康相談会の日程はこちら⇩