日本人には身近に感じる発酵食品。みなさん毎日何かしらの発酵食品を口にしているのではないでしょうか?味噌、醤油、みりん、酢などの調味料をはじめ、納豆、ぬか漬け、キムチ、ヨーグルト、チーズなどスーパーマーケットなどでもよく見かける食品が多数あります。
発酵食品は健康に良いイメージを持つ方が多いと思いますが、発酵食品を摂ると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
また、腸内環境を整える「腸活」を行うこともおすすめです。こちらの記事もご覧ください。
サンテ通信8月号
発酵食品にはデメリットも
薬の飲み合わせに注意
ワーファリンというお薬を服用中の方は、納豆を食べることができません。納豆はビタミンKを多く含むため、 ワーファリン の血液を固まりにくくする作用を弱めてしまいます。
塩分の過剰摂取に気をつけて
発酵食品は、全体的に塩分が高めな傾向にあります。調味料を使用する際は、使い過ぎないよう気をつけましょう。
糖分やカロリーにも気を配りましょう
パンやビールをつくる際、砂糖を使用して発酵させています。また、販売されているヨーグルトは加糖の商品も多く、チーズには、脂質やカロリーが高いといった特徴もあります。発酵食品の種類によっては、糖分や脂質が含まれています。カロリーの過剰摂取にも注意が必要ですね。
8月号のクイズはこちら♪
答えは、加熱して食べた場合
トマトをはじめとする野菜や果実などの植物には、強固な「細胞壁」があり、栄養素の吸収を阻害しています。この細胞壁を柔らかくする手段の一つが加熱です。リコピンも細胞壁の中にある栄養素なので、加熱調理をして食べることで吸収率を高めることができます。トマトソースや、シチュー、スープなど、加熱調理して食べるのがおすすめです。
また、リコピンは油に溶けやすい性質のため、油と一緒に食べると体内への吸収率がアップします。 カプレーゼや夏野菜と一緒にマリネにするのも良いですね。
参考:カゴメVEGEDAY>野菜の栄養を知る>オススメは朝or夜?トマトの栄養リコピンを効率良く摂る方法
目指せ快眠‼ワンポイントストレッチ
梅雨も明け、本格的な夏到来となりました。
夏バテしないためにも、睡眠の質はとても重要です。気持ちよく眠りにつけていますか?
スーッと眠りにつくためには、2つの条件があります。
ひとつは、「自律神経のバランスが整っている」こと、もうひとつは「深部体温」。私たちの体は、内臓のある深部の体温が上がった状態から下がっていくときに、眠気がおこるようになっているそうです。深部体温を下げるストレッチをしてみてはいかがでしょうか?
足の血行を良くすることで熱が放散され、深部体温が下がりやすくなります。また、深呼吸により副交感神経が優位になってリラックスへと導いてくれることでしょう。
参考:サワイ健康推進課>手軽に効果!運動・ボディケア>「寝る前ストレッチ」で快眠に
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